メディケアでご入居者の皆さまと一緒に伝統的な日本の遊びを楽しむイベントを開催しました。今回行ったのは『福笑い』と『すごろく』です。それぞれ皆さまの笑顔があふれる一日となりました。





まずは双六の様子から。世界一周をテーマにしたすごろくです。大きなすごろく盤を広げ、サイコロを振るたびに期待と緊張が高まります。「ロンドンに到着!」「サハラ砂漠で一回休み」など、世界各地を巡るマスに止まるたびに、その土地の話題が広がりました。
ゲームの途中では、「昔、この国に行ったことがあるよ。」という思い出話や、「ここはどんなところなんだろう?」という好奇心に満ちた声が上がりました。ゴールに近づくたびに「あと少し!」「追い越された!」といった歓声や笑い声が響き渡り、まるで本当に世界を旅しているかのような臨場感を楽しみました。
続いては福笑いでの皆さまの風景です。福笑いは、「ひょっとこ」と「おかめ」の二種類を用意しました。目隠しをして顔のパーツを配置するシンプルな遊びですが、その仕上がりは想像以上にユニーク。口が横向きになったひょっとこや、目が額に配置されたおかめなど、個性豊かな作品が次々と完成し、周囲からは笑い声が絶えませんでした。
「目の位置がちょっと…」「鼻がどこか行っちゃった!」といったやり取りが飛び交い、参加された皆さまは真剣ながらも楽しそうな表情。完成した顔を見て、「これが私の作品!?」と驚かれながらも少し自慢気に披露する方もいらっしゃいました。昔懐かしい遊びが、心を和ませとても穏やかで楽しい時間となりました。
















新年らしい日々の様子のご紹介をさせていただきました。ご入居者同士の会話が弾み、新たな交流の場ともなりました。もちろん職員も皆さまと一緒に楽しい時間を共有させて頂きました。「久しぶりにこんなに笑ったわ。」という声もあり、スタッフ一同も大変うれしく思っています。
福笑いで笑顔を分かち合い、すごろくで冒険心をくすぐる――そんな楽しいひとときを共有できたことは、私たちにとっても貴重な時間となりました。
次回はどんな楽しい時間が待っているのでしょうか。どうぞお楽しみに!
最後になりましたが、先日、メディケアにご入居されている方から、ご自身で作製された素敵な年賀状を頂きました。年賀状にはレジデンスの四季折々の風景写真が美しくレイアウトされており、日々の生活を穏やかに過ごしているということを感じられるものとなっていました。

スタッフ一同、このような心のこもった贈り物をいただけたことを大変嬉しく思っております。私たちが日々お手伝いさせていただいているこの場所が、皆さまにとって居心地の良い「我が家」であることを改めて実感いたしました。
今年も入居者の皆さまにとって笑顔があふれる一年となりますよう、スタッフ一同努めてまいります。