6月17日(火)、つくばメディケアレジデンスにて、職員を対象としたAED(自動体外式除細動器)の講習会を実施しました。
この講習会は、いざという時に備え、迅速かつ適切な対応ができるよう、職員の知識と意識を高めることを目的に開催されたものです。


講習ではまず、AEDの基本的な構造や操作方法についての説明がありました。年齢による使い方の違いや、ペースメーカーを装着されている方への注意点など、現場での実践に即した具体的な知識も学ぶことができました。





救命の流れとして、以下の6つのステップについても丁寧な指導を受けました。
- 周囲の安全を確認する
- 肩を叩いて反応があるか確認する
- 大声で助けを呼び、周囲に協力を求める
- 普段どおりの呼吸があるか確認する
- 呼吸がなければ胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始
- AEDが届いたら電源を入れ、音声ガイダンスに従って電気ショックを行う
AEDは、レジデンスの館内にも設置されており、誰でも使えるよう分かりやすい表示がなされています。しかし、実際に使用する状況では焦りや緊張が伴うため、こうした講習での事前練習がとても重要になります。
参加した職員からは、「実際に触れてみることで安心感が得られた。」「いざというときに落ち着いて対応できる自信がついた。」などの声が聞かれました。
今後も、レジデンスではご入居者の安全を第一に考え、継続的な職員研修や訓練を行ってまいります。